Mirai Investment Laboratory

MT4を使用した自動売買投資システムの研究所

年の瀬になりました

こんにちは。とうとう年末になりました。今年1年有難うございました。

今年は、コロナパンデミックBrexit、米国大統領選挙と様々な出来事があり、EAはドルストレートを中心に大きくドローダウンしました。特にポンド系ですが非常に厳しい状況でした。ポンド系が勝てなくなった要因としてまず挙げられることは。ポンドの異常な強さでした。私の制作したEAでの事ですので、このような相場環境でもポンド系で優秀な成績のEAはたくさんあります。ポンドが強くなった要因としては、ブレグジットの終息が見えてきたことですが、それよりももっと大きな要因としてはドルが異常に弱くなった事です。今回のドローダウンと相関するようにドルインデックスが下降傾向でした。特に朝の閑散相場でも、弱いドル、強いポンドという構図でぐんぐん上昇していきます。このような相場はポンド系の朝スキャEAのショートが入りやすくストップロスになりやすいです。ドルが比較的に強い状況ですと、欧州時間前にドル買いとなり利確できましたが、ドルが弱くなりますとドル買いになりにくく、欧州時間もそのままポンド上昇となります。直近相場はほとんどこのような負け方でした。やはりこの辺りにヒントがあると思い、少し調べてみました。

f:id:future-investment:20201231133405p:plain

上記の期間に、PoundMasterがドローダウンしています。

f:id:future-investment:20201231133614p:plain

こちらは、PoundMasterが非常に調子が良かった時期のドルインデックスです

f:id:future-investment:20201231134002p:plain

まだ仮説の段階ですが、PoundMasterはショートポジションが多数入りますので、ドルが強いと非常に運用状況が良くなりますが、直近のようにドルインデックスが下降トレンドですとDD期に入るようです。この辺りを定量的に分析することが今後の課題ですが、仮に過去の相場にて相関があると判明した場合でも、Mql4の言語で売買判断を行うのは非常に難しいですよね。来年はこの辺りをチャレンジしたいと思います。

ここまで読んでいただきましてありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。